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クロー・ド・ネルはもともと、2000年代の初めにブルゴーニュ出身のカップル、ネリーとクロードのピシャール夫妻がアンジューに起こしたドメーヌです。土地のテロワールは申し分なく、ふたりの情熱も熱かったのですが、経済面やブドウの病気などで窮状へ。そこで手を差し伸べたドメーヌ・ルフレーヴのアンヌ・クロード・ルフレーヴにより再建されました。
アンヌ・クロードによる取得後もクロード・ピシャールはドメーヌに携わっていましたが、別の道へと進みました。、2009年にクロー・ド・ネルの支配人としてシルヴァン・ポタンが着任。チリのクロ・ウヴェールというワイナリーでアシスタント・ワインメーカーをしていた人物です。
ドメーヌは当初、7haの１枚畑でスタートし、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、グロローをビオディナミ農法で栽培。さらに買収後、2.5haほどシュナン・ブランの畑が増やされています（1haは賃貸耕作で1haは2013年に植え付けたばかり）。
現在、リリースされているワインは次の3種類。
カベルネ・フラン100％のアンジューAC
カベルネ・フラン70%とカベルネ・ソーヴィニヨン30%をアッサンブラージュした「キュヴェ・ヴィオレット」（アンジューAC）
樹齢60〜90年という超古木のグロローから造られるヴァン・ド・ペイ・デュ・ヴァル・ド・ロワール
いずれも収量が少なく、2011年ヴィンテージで25〜30hl/ha。2010年は10hl/haという超低収量でした。
醸造は完全除梗のうえ、ステンレスタンク、または木桶を用いてアルコール発酵。もちろん自生酵母による自然発酵です。ピジャージュもルモンタージュも控えめに行い、むしろ果帽を果汁の中に優しく漬け込むことで抽出を得ます。その後、10〜14ヶ月の樽熟成。新樽は使わず、ドメーヌ・ルフレーヴで4〜5年使われた古樽を用いています。
ピジャージュもルモンタージュもほとんどしていないというのが訝られるほどの濃厚さ。いかに凝縮度の高いブドウが収穫されているかが分かります。ロワールの自然派というと不自然に軽く、薄く、そして不快臭を伴うものが少なくありませんが、それらとは一線を画するワインである。
※インポーター様資料より
2019 アンジュ ルージュ カベルネ フラン クロー ド ネル 正規品 赤ワイン 辛口 750ml Clau de Nell Anjou Rouge Cabernet Franc
| 商品コード : lc050602192202 |
| 価格 : 4,400円（税込） |
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Information
| 商 品 名name |
Clau de Nell Anjou Rouge Cabernet Franc 2019 |
| 蔵 元wine maker |
クロー ド・ネル / Clau de Nell |
| 産 地terroir |
フランス/France＞ロワール地方/Loire |
| 格 付 けclass |
A.O.C アンジュ / Anjou |
| ヴィンテージvintage |
2019年 |
| 品 種cepage |
カベルネ・フラン100％ |
| 種 類 / 味わいtype/taste |
赤red / 辛口dry |
| 容 量net volume |
750ml |
| 輸 入import |
正規輸入代理店 ラック・コーポレーション |
| 情 報information |
エッジに紫を帯びた深い色調。香りは完熟したラズベリーやブルーベリーに、土っぽいニュアンス。ボディがしっかりとし、堅牢な骨組みを感じさせます。贅肉は削ぎ落とされた筋肉美。
ロワールのカベルネ・フランの常識を覆すワイン。 |
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